青汁に含まれる栄養成分一覧

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青汁と栄養

青汁に多く含まれる、栄養成分の一覧表です。

ビタミン

β-カロテン(ビタミンA)

★皮膚や粘膜、目の健康を維持するために不可欠なビタミン

ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあるため、正しく機能することで。体内へのウィルスなどの侵入を防ぎ、免疫力を高めます。

更に、ビタミンAは、目が光を感じるのに必要な網膜色素ロドプシンの主成分となるため、視覚や目の健康を守る役割があります。

また、ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンは、強い抗酸化力があり、血液を酸化させ老化や癌(がん)の原因となる「活性酸素」を除去する働きがあります。

またこの抗酸化力により、動脈硬化の原因となるLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減少させる作用もあります。

ビタミンB1

★糖質をエネルギーに変えるために欠かせないビタミン。

糖質を分解してエネルギーに変換するためには、酵素が必要となります。

ビタミンB1はこの酵素をサポートする補酵素としての役割があります。

日本人はエネルギーの大半をご飯(糖質)から摂っているため欠かせない栄養素です。

また、ビタミンB1は脳にエネルギーがきちんと供給されるように働き、中枢神経や末梢神経を正常に働かせるためにも役立っています。

ビタミンB2

★別名「発育のビタミン」とも呼ばれ、三大栄養素の代謝に関わる。

ビタミンB2は、体を構成している細胞の新陳代謝のサポートをして、成長を促進させるビタミンです。

さらに、皮膚・髪・爪などの細胞の新陳代謝にも関与しています。

このため、ビタミンB2が不足すると、口内炎や口角炎など粘膜に炎症が出ることや、肌荒れや髪がパサつくなどの症状もあらわれることや、成長期の子供では、成長障害が起こることもあります。

また、ビタミンB2には、補酵素としての役割もあり、炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素を分解して、エネルギーへと変換しています。

過酸化脂質を分解

ビタミンB2は、グルタチオン、ペルオキシダーゼという酵素と共に働き、過酸化脂質を分解・消去します。

この過酸化脂質とは、体内で老化や動脈硬化を進行させたり、発がん性のある有害物質です。

ビタミンEは過酸化脂質の生成を抑制するビタミンなので、ビタミンB2と合わせて摂取することで相乗効果があります。

ビタミンC

★美肌効果や抗酸化作用を持つビタミン

ビタミンCは、皮膚や腱(けん)、軟骨など、細胞同士を繋ぐコラーゲンの合成に不可欠な栄養素です。

コラーゲンが不足すると、細胞同士の結びつきが弱くなるため、血管や皮膚・骨の組織に影響を与えてしまい、もろくなります。

そのためビタミンCは、皮膚や骨の健康維持や傷の修復に欠かせない成分です。

また、ビタミンCには強い抗酸化作用があり、活性酸素が酸化してできる過酸化脂質の生成を抑制や、脳卒中や心筋梗塞などの血管疾患を予防する働きがあります。

さらに発がん物質であるニトロソアミンの形成を抑制します。

その他には、鉄の吸収を助けることや、ホルモンの合成促進、メラニン色素の沈着を防ぐなどの働きもがあります。

ビタミンE

★強い抗酸化力を持ち細胞膜の酸化を抑え体のサビつきを防ぐ「若返りのビタミン」

ビタミンEは、強い抗酸化作用を持ち、老化の原因となる過酸化脂質の生成を抑制して細胞の老化を防ぎます

更に、血液中のLDLコレステロールの酸化も防ぐ働きもあるため、血液をサラサラにして、動脈硬化の予防にも役立ちます。

また、ビタミンEには、末梢神経を広げ血行を良くする働きもあるため、冷え性の改善効果も期待されています。

ビタミンK

★骨を丈夫にしたり、血液の凝固に関わる、「止血のビタミン」

ビタミンKは、血液凝固作用因子の一つです。

血液中には、止血のための血液凝固作用のあるタンパク質が存在していますが、ビタミンKはこのタンパク質を作るための補酵素としての働きがあります。

またビタミンKにはカルシウムが骨に沈着する際必要なタンパク質を活性化させる働きがあり、ビタミンDとともに骨を丈夫に保つ働きがあります。

また、骨の再石灰化にも関与するため、骨粗しょう症に有効な栄養素の一つです。

葉酸

★ビタミンB群の一種。赤血球の生成や細胞の新生に必要

葉酸は、ビタミンB12とともに、新しい赤血球を作り出す働きがあり「造血のビタミン」と呼ばれています。

また、葉酸は、たんぱく質や細胞新生に必要な核酸(DNAやRNA)を合成に重要な役割を担うため、細胞増殖が盛んな胎児が発育するためには需要なビタミンです。

妊婦が葉酸を適切に摂取することで胎児の神経管欠損という先天異常のリスクを軽減します。

厚生労働省が発表している葉酸の1日摂取基準は240μgですが、妊娠中は+240μg、授乳中は+100μg付加する必要があります。

その他、葉酸に含まれる「キサンチンオキシターゼ」という酵素が、尿酸の生成を抑制する働きをするため、尿酸値対策にも注目されています。

ミネラル

カルシウム

★骨や歯を形成して神経機能を調節するミネラル

カルシウムは、99%ほどが、骨や歯組織の主成分、ヒドロキシアパタイトとなって存在します。

骨の中では、新しい骨を作る「骨形成」と古い骨を壊す「骨吸収」が繰り返されており、この骨代謝に最も関わっているのがカルシウムです。

残り1%のカルシウムは血液や筋肉、すべての細胞に分布し、細胞や筋肉、神経の働きをサポートします。

カルシウムは体に吸収されにくい栄養素で、一番吸収率の良い牛乳・乳製品でも約50%です。魚は約30%、青菜は18%と続きます。

カリウム

★ナトリウムを排泄し、高血圧を予防するミネラル

カリウムは細胞内、ナトリウムは細胞外で互いに作用しながら、細胞壁のポンプ機能により水分保持や浸透圧を維持しています。

カリウムは、細胞内に入ったナトリウム量を調節し、余分なナトリウムと水分を排出する働きをします。

さらに、カリウムは、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを防ぎ、尿への排泄を促し、血圧を下げるため、高血圧の予防をする栄養素としても有効です。

★赤血球の成分で全身に酸素を供給して貧血を予防する

鉄は人間の体内に3~4gほど存在しています。

このうち70%ほどが血液中のヘモグロビンなどのたんぱく質と結合して存在する「機能鉄」と呼ばれており、肺から全身に酸素を運搬しています。

残りの30%ほどは「貯蔵鉄」と呼ばれ、肝臓・骨髄・筋肉・脾臓などに蓄えられ、機能鉄が不足した時に使われます。

マグネシウム

★骨格を形成するほか、体内の代謝をサポートしたり虚血性心疾患を予防する

マグネシウムは、カルシウムやリンとともに骨や歯を形成する重要な成分です。

マグネシウムの約60%は骨に含まれ、残りは肝臓・筋肉・血液でたんぱく質と結合して細胞内に含まれ、体内のミネラルバランスのコントロールに重要な成分です。

また、マグネシウムは体内の300種類以上の酵素の働きを助け、体内の代謝をサポートします。

その他には、神経の興奮を抑え、血管を広げて、血圧を正常化させたり体温の調節をします。

リン

★カルシウムとともに骨や歯を形成しエネルギー代謝に関与します

リンはカルシウムの次に体内に多く存在するミネラルです。

体内に存在するリンの80%がカルシウムと結合し、「リン酸カルシウム」となり、骨や歯を形成します。

残りのリンは、たんぱく質や脂質・糖質と結合して、細胞膜や核酸の成分に使われ、全ての細胞に存在します。

また、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを得る化合物を構成する成分で、エネルギーの代謝に必須の成分です。

その他栄養素

食物繊維

★腸内環境を整え、有害物質を排泄させる

食物繊維は、ヒトの消化酵素で消化できない成分で、以前は「食べ物のカス」とみなされていましたが、近年では、有害物質の排泄、栄養素の吸収、腸内環境の正常化など健康機能が明らかになり「第6の栄養素」とも呼ばれています。

食物繊維は、不溶性食物繊維水溶性食物繊維に分けられます。

不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維で、水分を吸収し数倍に膨らむため、腸内を刺激し腸のぜん動運動を促進します。

水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維で、腸内で水分を含むとネバネバとしたゲル状になり、有害物質や余分な栄養を吸着して排泄させます。

便秘改善や予防には、これらの食物繊維をバランス良く摂ることが大切です。

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