チョコレートダイエットは嘘?チョコでダイエット効果を上げる方法

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みなさんはチョコレートダイエットをご存じでしょうか。

甘くて、脂肪分たっぷりで、太るお菓子というイメージの強いチョコレート。そんなものを食べて痩せるなんて信じられないと思われる方も多いでしょう。しかし、チョコレートには、ダイエットに効果的な成分が沢山入っているため、正しい食べ方をすることで、健康促進効果を得ながら、無理なくキレイに痩せることが可能です。

「低炭水化物ダイエットとチョコレートを組み合わせる」というダイエット方法を、海外のジャーナリストが発表しましたが、そのダイエット効果は嘘だったというニュースがありました。

それによって「チョコレートダイエットは嘘」という噂だけが流れましたが、「低炭水化物ダイエットとチョコレートを組み合わせる」というダイエット効果が嘘だったのであって、チョコレートのさまざまな効果については嘘ではなく、科学的に証明されています。

そこで今回は、そんなチョコレートダイエットの効果やチョコレートダイエット方法について色々と調べてみたいと思います。

チョコレートダイエットとは

チョコレートダイエットとは、カカオ含有率70%以上のチョコレートを食前や食後に食べることで食べ過ぎを防ぐダイエット方法で、別名「カカオダイエット」とも言われています。

このカカオ含有率70%以上というのがポイントで、それ以下のチョコレートではダイエット効果はあまり期待できません。

なぜカカオ含有率70%以上のチョコレートが良いのか

では、なぜ普通のチョコレートではなく、カカオ含有率70%以上のチョコレートがダイエットに効果的なのでしょうか。まずは、下の表を見て下さい。

チョコレート50gあたりの食物繊維とポリフェノール

商品名(全て明治) 食物繊維(g) ポリフェノール(mg)
ミルクチョコレート    1.5     414
チョコレート効果 カカオ72%    5.5    1,351
チョコレート効果 カカオ86%     7    1,691
チョコレート効果 カカオ95%    7.5    1,724

チョコレートには、食物繊維とポリフェノールが豊富に含まれていて、この2つの成分がダイエットに高い効果をもたらします。しかし、ミルクチョコレートの場合、この2つの成分が他のチョコレートに比べて1/4~1/5と非常に少ないのです。

そのため、ダイエット目的でチョコレートを食べる際には、カカオ含有率70%以上が良いとされています。

チョコレートダイエットの健康効果

チョコレート

食べ過ぎを防ぐ

チョコレートは分解されやすい糖分を沢山含んでいるために、少量でも血糖値を上げる効果が大きい食品です。空腹を感じているときに血糖値が上がると、人間の脳は「満腹感」を感じます。

実はここがポイントで、食事の15~30分前にチョコレートを食べることで満腹中枢が刺激されます。すると、通常よりも早く満腹を感じられるので、食べ過ぎを防ぐことができます。また、食後の口さみしいときに少量のチョコレートを食べることで、甘いものを食べたい欲求を満たすことができます。

代謝が上がる

チョコレートの原料であるカカオマスに含まれるポリフェノールには、血液をサラサラにし、血行を良くする働きがあります。血行が良くなると身体の冷えが解消され、代謝が上がって痩せやすい体になります。

便秘が解消する

チョコレートは食物繊維が豊富です。具体的には、高カカオチョコレート50gに、5~8gほどの食物繊維が含まれています。1日に必要とされる食物繊維は男性で19g、女性で17gなので、1日の必要量の約1/3をチョコレートから摂ることができます。

カカオ豆を構成する不溶性食物繊維は、便秘解消にとても効果的です。普段の食事から十分に食物繊維が摂れない方は、チョコレートを食べることで補うことができますね。

ただし食物繊維はカカオ分の量に比例するため、ミルクチョコレートなどには少なく、ホワイトチョコレートにはほとんど含まれていません。カカオ成分が多いチョコレートを食べて、水分を摂取しましょう。

免疫力の向上

チョコレートには免疫力を高める効果があります。その理由は、チョコレートの原料であるカカオ豆のココアが関係しています。ココアには「カカオポリフェノール」が多く含まれています。主要なものだけでも300種類以上あるポリフェノール。そのうちの1種がカカオポリフェノールです。

例えば、カカオ成分の多いダークチョコレートは、100g(板チョコ半分)でワインの2倍、緑茶の5倍の抗酸化効果を得ることができます。また、カカオの亜鉛にも免疫力を高める作用があり、相乗効果が期待されます。

美肌効果

カカオポリフェノールには、皮膚の炎症を抑え保湿力のアップ、肌のキメを整える、肌の血行を促進するなど、美肌効果が期待されます。食べ過ぎると良くないですが、この記事に書かれているように正しく摂取すれば、ニキビの予防、便秘改善など美容全般に有効です。また、カカオポリフェノールは抗酸化酸素の効果で、シミのもとである活性酸素を抑えます。

腸内環境を整える

腸内では、善玉菌、悪玉菌、日和見菌が共存しています。善玉菌の数が悪玉菌より多ければ、正常ですが、悪玉菌の数が多くなってしまうと、腸内環境を乱してしまい、便秘や肌荒れなどを引き起こします。チョコレートに含まれるカカオプロテインは、消化されない腸内菌をもっているので、善玉菌の働きを活性化し、腸内環境を整えて肌のターンオーバーを正常にします。

血液をサラサラにする

生活習慣病である虚血性心疾患や脳卒中は、悪玉コレステロールの酸化による動脈硬化が原因となることが多く、ガンについで日本人の死因の上位にあげられる恐ろしい病気です。

最近の研究では、カカオポリフェノールに、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ働きがあることが明らかにされています。ドロドロだった血液がカカオポリフェノールのおかげでサラサラになることで、血流を安定させ、アンチエイジング効果や集中力、記憶力の向上が期待できます。

ダイエット中のイライラを抑える

チョコレートの苦み成分でもあるテオブロミンには、幸福感を高める働きのある脳内物資「セロトニン」の働きを助ける作用があります。そのため、チョコレートを食べることで、ダイエット時に感じるイライラやストレスを解消し、心を穏やかにするリラックス効果があるのです。

チョコレートダイエットの方法

チョコレートダイエット
チョコレートダイエットの方法はカカオの含有率が70%以上のチョコレートを1日に50g食べます。できれば、50gを3等分にし、朝・昼・晩に分けて食べましょう。

ドカ食い・早食いの傾向がある方は食前15~30分前に、間食が習慣化している方は食後に食べることで、肥満の予防効果を最大限に高めてくれます。

チョコレートダイエットはこんな方におすすめ

◎ついつい食べ過ぎてしまう方
◎チョコレートが大好きな方
◎間食がやめられない方
◎便秘気味な方
◎ダイエットが続かない方
◎ダイエットをするとイライラしてしまう方
◎ダイエットをしながらキレイになりたい人方

チョコレートの選び方

チョコレート
まず、大前提はカカオの含有率が70%以上のチョコレートを選ぶということです。

例えば、明治の『チョコレート効果』という商品は、パッケージに『CACAO ○○%』と書かれています。このように、カカオの含有率が高いことを売りにしているチョコレートの場合、何パーセント含まれているかということが大きく書かれていることが多いので、分かりやすいかと思います。

カカオの含有量が上がるほど、ポリフェノールが多くなるため、より高いダイエット効果が期待できますが、ミルクチョコレートを食べ慣れた方にとっては甘みが少なく食べづらいかもしれません。ですから初めは、70%ぎりぎりのものから食べ始め、慣れてきたら含有率が高いものに変えていっても良いでしょう。

カカオ含有率の高いチョコレートは、糖質制限をしている方や栄養バランスが気になる方にとって、美容効果も得られる総合食品として人気を博しています。

チョコレートダイエット番外編

ココア
チョコレートと同じ「カカオ豆」を原料とするココアですが、チョコレートがカカオ豆に砂糖や乳成分を加えて作られるのに対し、粉末ココアはカカオ豆の脂肪分である「ココアバター」を取り除いて作られています。

そのため、摂取カロリーがチョコレートに比べて格段に低い一方で、ポリフェノールや食物繊維といったダイエットに嬉しい成分はそのまま摂ることができるという、とっても優秀なダイエット飲料なのです。

ダイエットに最適なココアドリンクは、砂糖を抜いた糖質0のココアパウダーやショコラカカオをお湯に溶かすだけで出来ます。ジムで運動する時間が無い人や、糖尿病の方でも手軽に始められるダイエットとして、口コミでも広まっており、徐々に人気を集めています。

チョコレートダイエットのメリット

チョコレートダイエットのメリット

続けやすい

「○○だけダイエット」や「○○抜きダイエット」が続かないのは、『飽きる』または『我慢できない』というのが大きな原因です。

例えば、「りんごダイエット」や「トマトダイエット」。初めはおいしく食べることができますが、2~3日もすると飽きてしまいます。逆に「炭水化物抜きダイエット」や「脂質抜きダイエット」は、食べられないことがかなりのストレスになりますよね。

その点、チョコレートダイエットは、普段通りの食事ができ、また間食としてチョコレートを食べることができるので、飽きたり我慢したりすることもなく、続けやすいダイエット方法といえます。

手軽に始められる

チョコレートはどこのスーパーやコンビニにも売っているので、ダイエットをしようと思ったその日にすぐ始めることができます。また、カオの含有率が70%以上のチョコレートにも、ビターチョコレート、アーモンドチョコレート、カロリー低めのものなど、バラエティーに富んでいるので、楽しくダイエットすることができます。

チョコレートダイエットのデメリット

チョコならどれでもいい訳ではない

チョコレートダイエットと言っても、どのチョコレートでも良いわけではありません。一般的なミルクチョコレートなどのカカオ含有率は35~40%ほどです。カカオの含有量が少なければ、含まれるポリフェノールや食物繊維も少なくなるため、ダイエット効果は期待できなくなります。

苦いチョコレートが食べれない方

少数派かもしれませんが、チョコレートの苦手な方は、当然このダイエット方法は向いていません。チョコレートが大好きという方でも、カカオ70%以上のチョコレートは普段食べ慣れているものに比べ、苦くて食べにくいと感じるかもしれません。

チョコレートダイエットの注意点

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カロリーに注意

チョコレートの成分にダイエット効果があると言っても、チョコレート自体のカロリーが高いことを忘れてはいけません。下の表を見て下さい。

ご飯1杯(140g)は約235kcalですから、ダイエットにおいてのチョコレートの摂取目安量50gを食べると、ご飯のカロリーを軽く超えてしまいます。

チョコレート50gあたりのカロリー

商品名(全て明治) エネルギー(kcal)
ミルクチョコレート    279
チョコレート効果 カカオ72%    284
チョコレート効果 カカオ86%    304
チョコレート効果 カカオ95%    301

しかも驚くことに、なんとなくカロリーが高いイメージがあるミルクチョコレートよりも、カカオの含有量が多いチョコレートの方がカロリーが高いことが分かります。

購入する際は、カロリーをしっかりチェックし、目安量以上は食べないようにしましょう。

食べ過ぎはダメ!

チョコレートには脂質が含まれているため、食べ過ぎてしまうとニキビや吹き出物などの肌荒れが起こることがあります。沢山食べたからといってダイエット効果が上がる訳ではないので、1日50gという量をきちんと守りましょう。

まとめ

食事の前に食べることで食欲が抑えられ、さらにポリフェノールや食物繊維で痩せやすい体になるチョコレートダイエット。辛い食事制限は苦手、人気のジムに行っても続かないという人も、手軽に楽しく続けられそうですね。興味のある方は、ぜひ挑戦してみて下さい。

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