脂肪冷却痩身エステ

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冷凍痩身

今まで脂肪は燃焼するものでしたが、最近では冷やす痩身技術が注目を集めています。なぜ冷やすだけで脂肪吸引や切除手術と同じような効果が得られるのか、リスクはないのか、燃焼方式とはどうちがうのかなど、脂肪冷却痩身について詳しくまとめました。

脂肪冷却痩身とは?

脂肪冷却痩身は2008年にハーバード大学の研究者がアメリカのレーザー学会で発表した「水は0℃で凍るけれど脂肪は4℃から凍る」というクライオポライシス理論を基にした痩身法です。

具体的には4℃まで冷やして脂肪をシャーベット状にすることで細胞の死であるアポトーシスを起こします。死滅した脂肪細胞は体の自然な代謝によって、時間をかけて体外へ排出されます。

大人の体は55~65%が水分でできていて4℃では皮膚や血液には一切影響がないといわれ、脂肪細胞そのものの数を減らせる「切らない脂肪吸引」とも呼ばれます。

脂肪冷却痩身の施術方法

マシンにはカップ式とプレート式があり、両方とも施術の流れは同じです。
カウンセリングをして健康状態や仕上がりの希望などを確認した後に、ボディチェックで脂肪の厚みや状態を見ます。サロンによっては採寸や写真撮影、脂肪を柔らかくする前施術をプラスすることもあります。

マシンを当てる部位をマーキングしたら皮膚を保護する成分を塗布したシートや専用のジェルパッドを貼り、その上からマシンを当てていきます。マシンを外したら数分マッサージして終了です。皮膚感覚や温度は10分程で元に戻ります。

吸引式(カップ式)

吸引式の基本特許を持っているゼルティック(Zeltiq)社が開発した、美容クリニックで扱われるクールスカルプティング(クルスカ)が有名です。厚生労働省に相当するアメリカFDAの承認済みで脂肪冷却の代名詞ともいえるため、他社のマシンでも吸引式の脂肪冷却をゼルティック療法と呼ぶこともあります。

専用のカップで吸引しながら冷やすため、初めの5分は肉を引っ張られる感覚やチクチクした感触があります。脂肪が柔らかいほど吸引されやすいので効果的です。お腹やウエスト、背中、ヒップ、太ももなど手でお肉がつかめるくらいの適度な皮下脂肪がある部位に施術できます。

プレート式(パット式・パネル式)

スペインのSORISA社が開発した、プレート部分に特許を保有しているCRY-O(クリオ)が有名で、主にエステサロンで導入されています。吸引しないプレート型パッドなので皮下脂肪が薄くて吸引式では難しい部位に施術できるうえに内出血やあざ、皮膚のたるみもできません。振動マッサージ機能を搭載しているのも特徴で、老廃物の排泄、血行や脂肪分解が促され、冷感や不快感も緩和されます。

脂肪冷却痩身のダイエット効果

1回の施術で脂肪除去

初期のマシンでも手の平サイズなら1度で7mmほど脂肪を減らせます。今は様々なサイズと性能のマシンがあって吸引時間にも左右されますが、吸引した脂肪の10~20%が1回で落ちるといわれます。ただ、同じマシン同じ時間でも1回につき5mm減少した人もいれば4cm減少した人もいるように個人差はあります。

周りの脂肪細胞が動いたり大きくなったりすることである程度減った部分を埋めてしまうため、大きな効果を出したい場合は同じ部位に数回施術するのがおすすめです。CRY-Oは2週間ごとに4回、ゼルティックは2ヶ月あけての施術が推奨されています。

代謝アップ

人間の身体は冷えると通常の体温を維持するためにカロリーを消費します。血行も4~5倍増えて基礎代謝が上がります。

セルライトや脂肪が無くなることによって血流が良くなり、脂肪冷却後はダイエット効果が上がりやすくなります。

食欲の抑制

間接的な効果としてアポトーシスを迎えた脂肪が代謝されてエネルギーに変わるため、自然と食べ過ぎが無くなるケースがあります。食事量のコントロールが出来るようになって全身のダイエットにも繋がります。

脂肪冷却痩身のメリット

手術に比べて安全で安心

切る方式の脂肪吸引は脂肪を取りすぎて組織へダメージが残ってしまったり、他の器官を壊死させたりする可能性があります。身体に穴を開けて脂肪を吸引する脂肪吸引法は吸引で使うカニューレという吸引管で筋肉などを傷つけてしまうと感覚が鈍ります。

その点、脂肪冷却なら直接身体を傷つける心配がないので安心です。施術してから回復するまでのダウンタイムもほとんどなく、施術後は食事やお風呂も含めすぐに日常生活に戻れます。

しっかりしたマッサージなどのケアを施す必要もなく、自然な代謝で排出を待つだけなので体への負担も少なく安全です。

快適に受けられる

メスや麻酔なども使わないため身体を傷つける恐怖がありません。最初の5分間は冷たさや違和感がありますが、すぐに慣れてストレスフリーで施術を受けられます。冷たさや痛みもほとんどの方は感じずリラックスして寝て過ごせます。吸引式の引っ張られる感覚もすぐに慣れます。
また、本気でエステに通って痩せる場合は生活習慣の指導を受けて食事制限やきつい運動が必要なことが多いですが、脂肪冷却なら一切無理する必要がありません。

部分痩せできる

吸引した部分やプレートを当てた部分のみに効力を発揮するので、下腹部だけやわき腹だけなど部分的なサイズダウンができます。メスを使わず気になる部分のみ脂肪を減らせるため、体重減少よりも部分的にすっきりと整えるボディメイクに適しています。

セルライトの解消&予防

一般的な脂肪もセルライトも一緒に凍らせるので、局所的に代謝が悪くなってセルライトが沢山ついている場所でも効果を発揮します。凝り固まったセルライトが除去されることでリンパや血液の流れが良くなり、老廃物の排出が促進されることでセルライト予防にもなります。

リバウンドしない

過度な飲食をすれば新しく脂肪細胞が作られますが、脂肪細胞の数自体を減らすため脂肪細胞が大きくなるリバウンドはありません。

脂肪冷却痩身のデメリット

即効性が無い

自然な代謝で死滅した脂肪細胞が排出されるため、すぐには痩身効果が出ません。見た目で実感するまでには1ヶ月程度、痩せ切るまでには2~3ヶ月かかります。待つことが苦手な方や急いでサイズダウンしたい方には適していません。

施術できる箇所に制限がある

安全に冷却するには2.5センチ以上の脂肪の厚みが望ましいため、元々ついている脂肪の量によってはできない可能性があります。プレート式なら多くの箇所ができますが、吸引式は二の腕・背中・ふくらはぎなどが難しくなります。マシンによっては皮下脂肪が薄い顔や首へも施術できません。

全身痩身には向いていない

局所的に脂肪を落とすため、全身に万遍なく脂肪がついている方はボディバランスが崩れる恐れがあります。全身に施すこともできますが、とても高額になります。

副作用と注意点

例えば血液はおよそ-18℃までは凍らず有用な細胞は壊れないとされますが、施術後にお腹を下すケースも見られるように下痢以上の何かが体に起きている可能性があります。念のため生理中は避け、治療前後1時間は食事を控えましょう。内臓機能を高めて代謝を上げるために腹巻きなど腰回りを冷やさない工夫もおすすめです。

急激に冷やすことによりお肌がダメージを受けて老化が進むことも考えられます。吸引式は強く吸引したことによる一時的な内出血や皮膚の赤み、鈍痛が残る場合もあります。通常は1週間、長くても2週間程度で消えますが、時間が経っても改善しないときは施術を受けたサロンやクリニックに相談しましょう。

妊娠中の方、クリオグロブリン血症の方、発作性寒冷血色素尿症の方など施術ができない方もいるので、病院に通っている方は事前にサロンに相談しましょう。

脂肪冷却痩身に必要な費用

脂肪冷却痩身は美容医療のため自由診療となり、ゼルティックはかなり高額になります。手のひら程度の範囲が1回10万円前後のところが多いですが、最近は導入するクリニックが多くなって価格が下がりつつあります。吸引するカップが手のひらサイズのスタンダードは5~10万円、ビッグサイズは15~20万円、あごなどのミニは8万円程度です。

CRY-O(クリオ)はゼルティックに比べるとリーズナブルで、15×7cmの4カ所同時冷却なら1回あたり5千~4万円が相場です。

その他のマシンはセットになっている施術にもよりますが1万~3万円程度が多くなります。初回価格を設定しているところが多いので、まずは自分の身体で施術を受けて効果に満足してからコースを契約しましょう。

サロンの選び方

脂肪冷却は45分以上で効果が出ることが実験で分かっています。安いサロンだと20~30分しか冷やさないところがあるため、しっかり効果を出したいなら1部位50分以上は行うところを選びましょう。

また、不慣れな美容スタッフが認可されていない手順で施術すると予想外の場所まで強い冷気がいってしまい、筋肉痛に似た鈍痛や凍傷などのトラブルが起こる可能性があります。実績があって信頼できる、経験豊富なサロンを選びましょう。施術に使うマシンの生産国やメーカー、マシン名も確認できるとより安心です。

脂肪冷却痩身がおすすめのサロン

サロン・ド・ボーテ エスプリ(ESPRIT)

実績のある脂肪冷却マシンのCRY-Oを導入しているサロン。アーユルヴェーダや中医学などを融合させたオリエンタルエステに強みがあり、全スタッフが美容専門学校を卒業していて有資格者です。メニューが豊富で、施術前に高周波RF、施術後にリンパマッサージがセットになった冷凍痩身コースがあります。

脂肪冷却体験コース名 冷凍痩身コース
体験時間 60分
体験価格 9,000円
店舗 東京に2店舗 脂肪冷却は新宿店のみ

サロン・ド・ボーテ エスプリの詳細はこちら

Smart by MDSA

一回あたり60分の本格的な脂肪冷却が受けられる脂肪冷却専門サロン。排出を促すためのサプリメントの無料プレゼントや排出マッサージアドバイスなど効果を高めるサービスが充実しています。

硬い脂肪を柔らかくしてしっかり吸引するためのラジオ波、代謝を高めて老廃物を排出するためのドレ-ニングやハンドマッサージもできます。Webサイト上にはっきり料金を表示している明朗会計で、複数個所受けたい方には月会員もおすすめです。

脂肪冷却体験コース名 脂肪冷却1箇所(排出サプリメント付き)&ドレーニング+排出リンパマッサージ 脂肪冷却2箇所(排出サプリメント付き)&ドレーニング+キャビテーション+排出リンパマッサージ
体験時間 1時間半~2時間 2時間半~3時間
体験価格 9,800円 19,600
店舗 東京に1店舗

Smart by MDSAの詳細はこちら

オリエンタル・スタイル(ORIENTAL STYLE)

Webサイト「エステ人気ランキング」で2015年に総合3位を獲得した、結果重視のオリエンタル・スタイル。脂肪冷却の初回体験はキャビテーションかインドエステ(上半身or下半身)がつくiCe脂肪冷却ダブル、キャビテーションと部分インドマッサージがつくiCe脂肪冷却トリプルがあります。どちらのコースも、施術前は脂肪燃焼効果を高めると共に筋肉や脂肪を柔らかくするため、施術後はセルライトや老廃物の排出を促すためにヒートマットを使います。

実力派ではあるものの、店舗によっては勧誘がかなり強いという口コミが多めです。脂肪冷却の時間も1回20分と短く、一番人気のインドエステなど他の施術とセットで脂肪冷却もしてみたい方に向いているエステです。

脂肪冷却体験コース名 iCe脂肪冷却ダブル iCe脂肪冷却トリプル
体験時間 40~90分 100分
体験価格 8,640円 16,200円
店舗 京都・大阪・兵庫・名古屋・東京・福岡に全14店舗

オリエンタル・スタイルの詳細はこちら

メディカルエステ・アンジェリーク(Angelique)

2014年には脂肪冷却マシンを導入した、美容外科や美容皮膚科と連携しているエステサロン。

HIFUでセルライトを分解&溶解した後に脂肪冷却を行い、排出マッサージで老廃物の排出を促します。1回の施術で平均マイナス3cmと高い部分痩せ効果が魅力です。1ヶ所60分の脂肪冷却が新規に限らず何度でも12,000円、より割安になるコースもあるためリーズナブルに脂肪冷却を受けられます。

脂肪冷却体験コース 最新キャビテーション+脂肪冷却コース 1回(2箇所)
体験時間 120分
体験価格 12,000円
店舗 宮城に2店舗

メディカルエステ・アンジェリークの詳細はこちら

脂肪燃焼の痩身と脂肪冷却痩身を比較

これまでエステ界でメインだった脂肪燃焼系の施術との違いを見ていきましょう。

脂肪燃焼 脂肪冷却
脂肪細胞 小さくなる 無くなる
リバウンド する しない
1回あたりの価格 様々 高め
効果を実感するまでの期間 最短即日 1ヶ月程度

一番の違いは痩せる仕組みです。脂肪細胞の中身を燃焼して小さくする脂肪燃焼と違って脂肪冷却は脂肪細胞自体を無くすため、再び細胞が大きくなるリバウンドがありません。価格は高めですが1回で半永久的な効果があるため、コストパフォーマンスは高いといえます。

脂肪冷却は自然な代謝で排出されるまで見た目が変化しないので、即効性という点では脂肪燃焼に劣ります。急いで痩せたい方には脂肪燃焼が向いているでしょう。ただ、脂肪冷却はキャビテーションやHIFU、インドマッサージなど色々な施術との相性が良いため、組み合わせて行えば即日のサイズダウンも可能です。

効果を高めるためのポイント

施術前

筋肉量が多いほど排出効果が高くなるので、筋肉トレーニングをしておきましょう。脂肪細胞が冷えて死滅しやすいようにラジオ波や岩盤浴など身体を温める施術は3日前から控えます。血流を良くするとともに尿として排出しやすいように、あらかじめ水を飲んでおくのもお勧めです。

施術後

血液やリンパの流れを促すと排出が早まるので、水分を補給して軽い運動やストレッチをしましょう。お肌の赤みが引いてからはリンパに沿って行うマッサージもおすすめです。

ただし、激しい運動やサウナ、岩盤浴は仮死状態になった脂肪細胞を目覚めさせる可能性があるので施術当日は避けます。

代謝が良くなって栄養の吸収力も高まっているため、1時間以上経ってからバランスのいい食事を摂りましょう。老廃物を排出するために肝臓や腎臓の負担が大きくなっているので、過度なアルコールや暴飲暴食は避けます。

排出期間中

老廃物の多くは尿となって排出されるため、脂肪冷却から1ヶ月は水分を多めに摂ります。コップ1杯の常温の水を6~8回に分けて、1日合計1.5~2リットルを目標に飲みましょう。

代謝を上げるために生姜やシナモン、トマト、グレープフルーツもおすすめです。身体を温めて代謝を促すウォーキングやジョギングなどの運動、半身浴、岩盤浴、お風呂上りや寝る前のセルフリンパマッサージも効果的です。

切らない脂肪吸引と呼ばれる施術は他にもある?

最新の痩身技術が次々と登場し「切らない脂肪吸引」は脂肪冷却だけの代名詞ではなくなりました。ここでは、脂肪細胞自体を減らせるおすすめのマシン施術を紹介します。

キャビテーション

脂肪冷却にとってかわりつつある、超音波で脂肪細胞を破壊する施術。皮膚表面に近い広い範囲の脂肪細胞を減らします。キーンという骨伝導音がデメリットでしたが、音が出ないマシンも開発されています。

※参考⇒ キャビテーションとは

高密度焦点式超音波施術HIFU(ハイフ)

超音波をレンズに通して皮膚の下1.3cmに集め、深い部分の皮下脂肪を瞬間的に高温にしてアポトーシスを起こします。医療分野でガンの治療に使われているマシンで、引き締め効果もあります。

※参考⇒ 痩身エステにあるハイフ(HIFU)の効果やおすすめサロン紹介

光痩身

低出力の特殊な光で脂肪細胞の細胞壁を溶かします。最先端のマシンなため導入しているサロンは少なく口コミも少ないですが、光痩身マシン「レイペックス」の効果と安全性はアメリカFDAに認められています。

※参考⇒ 光痩身エステの効果はあるのか?メリット、デメリットの情報まとめ

まとめ

ここまで脂肪冷却について読んでもらいましたが、いかがでしたか?

水と脂肪の凍る温度の違いを利用して脂肪だけにアポトーシスを起こさせ、自然に排出させる脂肪冷却。代謝アップや食欲抑制にもつながります。排出には時間がかかって即効性はありませんが、手術に比べると安全で快適、リバウンドもせずセルライト解消と予防も兼ねながら部分痩せできます。

高価なのもネックですが大幅に割引された初回体験コースもあります。他の施術やサロンとしっかり比較して、安心して受けられる脂肪冷却を選んでくださいね。


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