シェーバーオイルとは

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シェーバーオイルは、電気シェーバーのお手入れの必需品です。刃を長持ちさせる、剃り味を良くするなど多くのメリットがあり、1度使うと手放せなくなってしまうほど。

一方で、毎日電気シェーバーで髭剃りをしていても、シェーバーオイルは使ったことがないという人も少なくありません。

そこで今回は、シェーバーオイルの魅力や使い方などについて、ご紹介していきたいと思います。

シェーバーオイルとは

シェーバーオイルとは、刃の動きをなめらかにし、サビを防ぎ、剃り心地を良くするために使用する電気シェーバー専用のオイルのこと。

2週間に1回程度の交換が必要なT字カミソリに対し、1年以上刃を交換しなくても使い続けることができる電気シェーバーですが、全くメンテナンスをしなければ、さまざまな不具合が出てきます。

シェーバーオイルは、電気シェーバーを購入する際に付属品として入っていることが多いですが、「使い方が分からない」「面倒くさい」「必要性を感じない」などの理由から、そのまま放置している人も多いのではないでしょうか。

しかし、使うのと使わないのとでは、剃り心地やシェーバーのもちに雲泥の差が出ます。

今までシェーバーオイルを使わなくても特に問題はなかったという人も、1度使ってみればその効果をきっと実感できるでしょう。

シェーバーオイルの使い方

シェーバーオイルには、ボトルタイプとスプレータイプの2種類があります。どちらも基本的に使い方の手順は同じです。

1.シェーバーの汚れを落とす

オイルを使用する前に、まずはシェーバーの汚れを落とします。

”丸洗い可能”、または”ヘッド部分水洗い可能”のモデルは、水道水を流しながらヒゲくずを洗い流します。

このとき、皮脂汚れやニオイが気になる場合は、ハンドソープをヘッド部分にのせて20~30秒稼働させてから洗い流すと良いでしょう。

それでも落ちない場合は、コップ1杯の水に重曹大さじ1を入れ、5~10分ヘッド部分を浸け置きしてから洗い流しましょう。重曹には、皮脂やニオイの元であるタンパク汚れを落とす効果があります。

一方、防水対応でないシェーバーは、ヘッドを取り外し、付属のブラシでヒゲくずを丁寧に払い落としましょう。

2.しっかり乾燥させる

水洗いしたものは、1度電源を入れて刃を振動させ、内部に入り込んだ水分を飛ばします。目に見える部分はキッチンペーパーなどで拭き、風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。

水分が残ったままだと、雑菌が繁殖してニオイの元になってしまいます。

また、早く乾かしたいからといって、直射日光の当たる場所に置く、ドライヤーの温風を当てるなどの行為はNGです。刃が傷んだり、本体の劣化が早くなったりする恐れがあります。

3.刃にオイルをさす

シェーバーの汚れをキレイに落としたところで、いよいよオイルの登場です。といっても使い方はとっても簡単。

外刃1枚につき一滴のオイルを垂らし、スイッチを入れて5秒ほど稼働させるだけです。

そうすることで、内刃までまんべんなくオイルがいきわたるので、たくさん垂らしたり、刃全体に塗り広げたりする必要はありません。

3枚刃であれば3枚の刃それぞれに、5枚刃であれば5枚の刃それぞれに一滴ずつ垂らしてください。

スプレータイプの場合は、洗面所など汚れてもよい場所で刃に適量を吹きかけ、同じように数秒間、稼働させます。

もし、オイルを垂らしすぎたりかけすぎたりした場合は、ティッシュで拭けば大丈夫です。

シェーバーオイルの効果やメリット

ひと手間かけるだけで、剃り味が保てたり、シェーバー自体が長持ちしたりと良いことだらけのシェーバーオイル。使わない手はありません。

ここでは、シェーバーオイルの効果やメリットをご紹介します。

刃のもちが良くなる

男性用のシェーバーは、女性のムダ毛処理用のシェーバーと比べて刃が硬く、頑丈にできています。これは、男性のヒゲが女性のムダ毛よりもはるかに硬いためです。

この硬いヒゲを毎日剃っているため、どんなに丈夫な刃であっても、少しずつすり減っていきます。

また、電気シェーバーは、内刃が高速で動く際、外刃と内刃で摩擦を起こします。このときに発生する摩擦熱も、刃の摩耗の原因になります。

シェーバーオイルは、刃に被膜を作り、潤滑剤となって摩擦を起きにくくするため、刃のもちが良くなります。

電気シェーバーの替刃は5,000円前後と決して安いものではないので、オイルでお手入れをし、できるだけ長持ちさせましょう。

シェーバー本体が長持ちする

オイルを使用して刃がなめらかに動くと、摩擦熱が生じにくくなるため、シェーバー本体にかかる負担が少なくなります。

また、摩耗した刃ではシェーバーを何度も往復させなければきれいに剃れなかった場所が、1度でスッキリ剃れるようになると、バッテリーや内部のモーターのもちが良くなり、シェーバー自体が長持ちします。

刃の動きがスムーズになることで、動作音が静かになるというメリットもあります。

肌荒れのリスクが低くなる

刃が劣化して切れ味が悪くなると、髭が内刃にひっかかり引っ張られてしまいます。すると、皮膚や毛穴に負担がかかり、肌荒れが起こりやすくなってしまいます。

シェーバーオイルによって刃がなめらかに動くようになると、剃り心地も良くなります。

シェーバーオイルの危険性やデメリット

シェーバーオイルを使うことで、シェーバーの使い心地、寿命ともにアップするため、特段デメリットと言うべきものはありませんが、強いて言えば、以下の2つの点が挙げられます。

使用場所に注意が必要

スプレー式の場合は高圧ガスを使用しているため、コンロやストーブなど火気の有る場所では使用できません。

また、パソコンなどの電子機器にあやまってこぼすと故障の原因になることがあります。

万が一こぼしてしまっても安心な、火元のない洗面所などで作業することをおすすめします。

お手入れが面倒

オイル自体は、垂らしてスイッチを数秒入れるだけと1分もかかりませんが、ヒゲを洗い流したり乾かしたりといった事前準備が、少々面倒に感じるかもしれません。

ただ、丸洗いできるモデルであれば、出勤前にヒゲを剃り、水洗いしてキッチンペーパーなどの上に置いておけば、帰宅した頃には乾いています。

その後、オイルをさすだけなので、習慣にしてしまえばそれほど手間にはならないでしょう。

シェーバーオイルを使うタイミングと頻度

シェーバーオイルは3~4日に1回程度の使用が理想です。平日は忙しくてできないという人は、1週間に1回など仕事がお休みのタイミングで行っても良いでしょう。

ただし、稼働音が大きくなったり、剃り味が悪くなったりした場合は、その都度使用しましょう。

シェーバーオイルに使われている成分は?肌についても大丈夫?

シェーバーは機械であると同時に肌に触れるものなので、「刃に塗ったオイルが肌についても大丈夫なの?」と不安に思う人も少なくないでしょう。

シェーバーオイルとは、いったいどのような成分でできているのでしょうか。また、肌への悪影響はないのでしょうか。

シェーバーオイルの主成分は「流動パラフィン」

シェーバーオイルには、「流動パラフィン」が主成分として使われています。流動パラフィンとは、石油を蒸留し精製した成分で、以下のような特徴があります。

・常温では揮発しない(気体にならない)
・通常の条件では酸化しない
・乳化しやすい(水と油など、通常混ざらないものでも混ざりやすい)

非揮発性であるため、蒸発することなくしっかり刃をコーティングし、空気に触れても酸化して変質することがありません。

流動パラフィンは肌についても安心

石油由来の成分と聞くと、肌に悪いイメージがありますが、流動パラフィンは別名「ミネラルオイル」とも呼ばれ、美容や医療の分野でも使用されている安全な成分です。

身近なものでは、ファンデーションや乳液、パック、ワセリン、皮膚科で処方される軟膏、ベビーオイルなどに配合されています。

工業用製品にも使用されるパラフィンですが、医薬品や化粧品、シェーバーオイルに使用されているものは、精製のグレードが非常に高いため、オイルをさした刃が肌に触れたとしても全く問題ありません。安心して使用してくださいね。

替刃の寿命や交換時期はいつなのか?

シェービングオイルをこまめに使っていれば、刃にかかる負担が軽減されるため、切れ味が長持ちすることは確かです。

とはいうものの、やはり消耗品。丁寧にお手入れしていたからといって永遠に使えるわけではありません。そこで気になるのが替刃の交換時期ですね。

刃の寿命はメーカーや機種によって異なりますが、おおよそ1~2年ほどです。

刃こぼれなどがあると、剃り味が悪くなるだけでなく肌を傷つける原因にもなるので、購入の際は交換時期を確認しておきましょう。

メーカー 交換目安
パナソニック 外刃:1年/内刃:2年
ブラウン 外刃・内刃一体型:1年半
フィリップス 2年
イズミ 外刃:1年/内刃:2年

おすすめのシェーバーオイル

電気シェーバーを購入するとオイルが付属されていることも多いですが、なくなった場合は、他社製品でも問題ありません。

ボトルタイプとスプレータイプがあるので、お好みで選んでください。

パナソニックオイル ES003P

パナソニックの液状タイプの純正オイルです。粘度が高いため、狙った箇所に正確に落とせます。無臭なので、香りのするオイルが苦手な方にもおすすめ。防錆効果もあります。

参考価格:869円(50ml入り)

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パナソニック シェーバーオイル スプレータイプ ES006

パナソニックのスプレータイプのオイルです。液状タイプよりもベタつかず、シュッとひとふきするだけなので手軽に使えます。スプレーする際に、レモンのさわやかな香りがします。100mlの大容量で、約100回使用可能です。

参考価格:923円(100ml入り)

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日立 シェーバークリーナー

名前はシェーバークリーナーですが、スプレータイプの潤滑油です。日立の純正品なのに比較的安価なので、シェーバーオイルの効果を試してみたいという人におすすめです。若干、油のニオイが気になるという口コミも見られます。

参考価格:738円(50ml入り)

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シェーバーオイルがないときに、代用品になるものはある?

うっかりシェーバーオイルをきらしてしまった、そんなときの代用品として口コミでよくあげられている食用のサラダ油、ミシンオイル、ベビーオイルなど。

本当にシェーバーオイルの代わりとして使うことができるのでしょうか。

サラダ油は酸化しやすいのでNG

揚げ物などにくり返し使用し、茶色くなった油を見たことがある人もいると思いますが、サラダ油は酸化しやすい性質があります。

時間の経過とともに色が濃くなり、粘度も高くなってベタベタするため、シェーバーオイルの代用品としてはおすすめできません。

ミシン油は肌が弱い方は使用しない方が無難

ミシン油は、バリカンの潤滑性を高める目的でも使用されています。

基本的にはシェーバーオイルと同じ成分でできているため、肌に害はありませんが、商品によっては不純物が含まれてる場合もあります。

肌が弱い方は、シェーバー専用のオイルを使用した方が安心です。

シェーバーオイルの代用品にはベビーオイルがおすすめ

ベビーオイルの原料は、シェーバーオイルの主成分と同じ「流動パラフィン」。

ベビーオイルは赤ちゃんや妊婦さんが使えるほど肌にやさしいので、もちろん男性の顔にも影響はありません。

手元にシェーバーオイルがない場合は、ベビーオイルで代用しましょう。

シェーバーオイルはどこに売っているの?

シェーバーオイルは、本体を購入の際に付属品としてついていることが多いですが、なくなったら以下の場所で購入できます。

ビックカメラなどの家電量販店

ビッグカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店では、電気シェーバー本体の売り場近くで扱っていることが多いです。

また、上記のような家電量販店のインターネットサイトでは、定価よりも安く、配送料無料で取り扱っていることもありおすすめです。

アマゾンなどのインターネットショッピングサイト

アマゾンや楽天市場、ヤフーショッピングといったインターネットサイトでも販売されています。

実際に使っている人の意見や使用感がカスタマーレビューを通して見られるので、購入時の参考になります。

メーカーの公式サイト

パナソニック、ブラウンなどメーカーの公式サイトのオンラインストアでも購入できます。

会員登録すると送料無料になるサイトもあるので、シェーバーや替刃を同じメーカーで統一している人におすすめです。

ダイソーなどの100円ショップでも

100円ショップで売られているのは、「ミシン油」または「万能オイル」といったものです。

シェーバー専用のオイルではないため、お手持ちのシェーバーに合う合わないは自己責任となりますが、代用品としては使用可能です。

シェーバーオイルが不要な電気シェーバーもある

一般的な電気シェーバーは、オイルを使用したお手入れをすることで剃り味を保てます。

一方、フィリップスの「回転式シェーバー」は、使用するたびに内刃が磨かれる「自動研磨システム」を採用しているため、オイルをさす必要がありません。

部品が多く、洗浄する際の手間はかかりますが、シェーバーオイルを使いたくない人や、オイル代を節約したい人は、自動研磨機能がついたこちらのタイプがおすすめです。

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まとめ

使い捨てのT字カミソリと違い、電気シェーバーは何年も使うものなので、きちんとお手入れをして愛着をもって使いたいですね。

「最近剃り味が悪い気がする」「カミソリ負けをするようになった」そんな方は、シェーバーオイルをさすだけで解決するかもしれません。

ぜひ試してみてくださいね。

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