女性なら年齢に関係なく自分の体型は気になるものです。特に同じ世代が集まっている学生だと、自分と周りの友達を比べてしまい体型がコンプレックスになってしまうこともあります。
そういったことから、エステサロンのダイエットコースや痩身エステに行きたいと思う方もいるでしょう。大学生が痩身エステを受けるための情報を調査しました。
★目次
大学生でも痩身エステを受けることはできるのか?
痩身エステを受けるのに法律上は年齢制限がありません。大学生でも痩身エステを受けることはできます。
しかし、エステサロンによっては年齢制限を設定していたり、未成年ではない20歳以上の大学生を一つの区切りとしているサロンもあります。
大学生が痩身エステを受けるメリット
学割制度がある
大学生でも通えるエステサロンでは、学生証提示による学割料金を設定しているサロンもあります。学生向けダイエットキャンペーンでは、割引率は10%くらいからで、中には50%OFFと通常価格の半額で利用できるサロンもあります。
ただでさえ高額になるエステなので、回数券割引など学割制度が使えるのは一番のメリットと言えます。
短期集中ダイエットの結果に繋がりやすい
大学生くらいの若い年代の方は、脂肪を溜めやすく太りやすい時期でもありますが、若いことから基礎代謝量が高いので、年齢が高い方に比べ、少しの努力ですぐに効果が実感できます。
また、脂肪を溜めてしまうとセルライトになってしまい、セルライトを除去するのにはある程度の時間が必要ですが、大学生ではまだあまりセルライトが多くないので、アラサー女子よりも短期集中ダイエットとしての結果も出やすいです。
綺麗に健康的に痩せる
これは痩身エステに通う人みんなに言えることですが、痩身エステでは健康的にバランスよく痩せられると言われています。
若い頃にダイエットをしようとすると、無理な食事制限で体重を落とそうと思いがちです。
しかし、ムリな食事制限で急激に体重を落としてしまうと、ホルモンバランスが崩れて生理が来なくなってしまうことがあり、それが続くと不妊になることもあります。
他にも栄養不足から髪の毛が抜けたり、お肌がガサガサになったりと体重は落ちてもその他の美容健康面でマイナスになってしまっては意味がありません。
そして何よりも怖いのが、食事抜きダイエットは、筋肉量も落ちることからリバウンドしやすい体質になってしまうことです。
痩身エステでは、エステティシャンが食生活や生活習慣のアドバイスにより、正しいダイエット方法を学ぶことが出来るため、自己流ダイエットによる失敗を避けることが出来ます。
大学生が痩身エステを受けるデメリット
未成年者の場合は保護者の許可が必要
未成年者の場合、ほとんどのサロンで保護者の同伴が必要とされていますが、20歳を過ぎていても学生の場合は保護者の同意書が必要なエステサロンもあります。
エステに通いたいと思っても、親が賛成してくれないと体験すらできないかもしれません。親の許可が必要なのは面倒だとは思いますが「保護者の同意が必要=しっかりとしたエステサロン」とも言えます。
面倒だからと言って、自分で同意書を書いてしまうことはトラブルの原因にもなるので、必ず保護者の方に書いてもらうようにしましょう。
勧誘を上手く断れない
痩身エステが自分と合うかどうか、初めにお試し体験コースを試してみることをおすすめしますが、体験後には多かれ少なかれ営業されます。体験価格とは異なり本コースは高額になりがちです。
大手のエステサロンでは、しつこい勧誘はないと言われていますが、担当者によっても違いますし、経験の少ない学生だからと営業トークのしつこい担当者に当たってしまう場合もあるかもしれません。
エステは高額なので、その場で契約することは避けましょう。ひとりではなく友人と一緒に体験するのも良いかもしれません。
体に影響がでやすい
若い年代は肌がとても敏感なので施術で使うジェルやクリームで肌荒れを起こしてしまうことがあります。
また必要のない施術でホルモンバランスが乱れてしまうこともあります。効果が高いということは、肉体への影響も大きいということです。
10代で出力の強いマシンを使っての痩身エステは、あまりおすすめできません。
身体が未熟だと大人だと痛気持ち良いと感じるリンパマッサージの痛みも強く感じることもあるので、体験コースを受けて辛い場合は我慢をせず、担当エステティシャンにハンドマッサージの力加減を弱めてもらうように伝えましょう。
痩身エステを受けるうえで大学生ならではの注意点
痩身ダイエットコースのあるサロンに限らず、脱毛コース、美顔フェイシャル体験の施術を受けるにしても、大学生がエステサロンの体験プランを受けるときは、どのような注意が必要なのでしょうか?
未成年者は契約ルールをきちんと守る
施術の際にも未成年者は保護者の同伴を求めているエステサロンがありますが、契約の際にも保護者同伴または同意書が必ず必要です。
未成年者は単独で契約ができないことは法律で決まっています。契約の段階で、親の同意がなくても大丈夫などと言うエステサロンは悪質だと思っていいでしょう。特に高額なローン契約などを勧める店舗は要注意です。
未成年者が親の同意や同伴がなく契約してしまった場合はいつでもクーリングオフをすることができます。
しかし、同意書を親の承諾なしに自分で書いてしまった場合や年齢を詐称していた場合は契約が解除できないので、契約したいときは必ず保護者に相談しましょう。
※参考⇒ 痩身エステの契約時の注意点
勧誘に流されずにきちんと考えてから契約する
施術体験コースを受けた後のカウンセリング時、スタッフに言われるまま高額なコース契約をしてしまうことで金銭的にも生活的にも苦しくなることがあります。
自分が使える金額上限をきちんと決め、その場で契約はせず、必ず一旦家に帰ってよく考えてからにしましょう。
※参考⇒ 痩身エステお試し体験コースで勧誘された場合の断り方と勧誘パターンごとの対処法
食生活、生活習慣の乱れに気を付ける
大学生だと学校の帰りに友達とご飯を食べることや、スイーツを食べることがあると思います。また、サークルで飲み会があることもあるでしょう。
また学業やアルバイトで忙しくて、規則的に食事を摂ることも難しいことも多々あると思います。暴飲暴食や睡眠不足など乱れた生活が続いてしまっては痩身エステのダイエット効果も薄くなります。
痩身エステを受けると代謝が良くなり脂肪を吸収しやすくなっているので、普段の生活よりも食生活には特に気を付けるようにしましょう。
痩身エステがおすすめの大学生
若いうちは自力でダイエットに励む人も多いと思いますが、どのような人が痩身エステに向いているのかまとめています。
自己流ダイエットに行き詰っている人
自分でダイエットをしてみたけれど、思ったように痩せられない人や食事制限ダイエットなどで精神的に辛くなってきた人は、痩身エステをおすすめします。
エステティシャンの技術力だけでなく、ダイエットアドバイザーとしてつらい時や困ったときは相談に乗ってもらえますし、モチベーションも保ちやすいです。
また自分ひとりでダイエットをするよりも効果が早く出やすく、体重を減らすというよりボディラインを整える方向で、健康的にきれいに痩せられます。
部分痩せをしたい人
体全体はそれほど太っていないけれど、体脂肪率が高い、ウエストのくびれが欲しい、太ももだけが太い、脚をスッキリさせたいなど、全身ダイエットより部分的に痩せたい人にも痩身エステはおすすめです。
自力で部分的に痩せることは難しく、痩せる方法もわからないことが多いのではないでしょうか。
痩身エステなら、お悩み部位ごとにあった施術をしてもらえるので、自分では痩せることが難しい部分痩せも効果が実感できます。
運動が苦手な人
高校時代までとは違い、体育の授業などはほとんどありません。そのため、自分で運動しなければどんどん運動不足になってしまいます。
痩せるためには適度な運動は欠かせませんが、運動が苦手な人や時間に余裕がない人にとっては、少しの運動でも続けるのは難しいのではないでしょうか。
痩身エステでは、横になったままで筋肉を鍛える機械(マシンケア)などもあるので、筋トレと同じような効果を得ることができます。
セルライト体型が気になる人
若いうちは皮膚表面の凸凹が気になるセルライトが酷い人は少ないですが、急激に太ったりしたセルライト事情を持つ人には痩身エステがオススメなのです。
燃焼系マシンやプロの技術法と集中トリートメントでセルライト撃退も可能になります。減量よりプロポーションや美肌重視で痩せたい人向けです。
大学生におすすめの痩身エステ一覧
大学生が痩身エステに通うにあたり一番気になる点は料金だと思います。定期的に通うとなると高額な料金がかかります。ダイエット学割キャンペーンや料金設定の低いエステサロンをまとめました。
エステサロン名 | エルセーヌ | ミスパリ | キレイサローネ |
---|---|---|---|
体験コース料金 | WEB予約限定500円 | 初回限定5,000円 | 初月500円 |
通常コース料金 |
全身コース 155,520円/10回 220,320円/15回 |
18,000円/1回 |
サイズダウン定額コース 月額15,980円 全身美容ボディ定額コース 月額25,000円 |
部位 | 全身、足、下半身 | 全身、お腹、足、二の腕、顔 | 全身、頭、顔 |
年齢制限 | 未成年は保護者の同伴が必要 | 20歳以上~ | 未成年は保護者の同意書が必要 |
店舗 | 全国 | 全国 | 東京、横浜、大阪 |
おすすめポイント | 学割10%OFFで利用できる |
学割50%OFFで利用できる 学生人気NO.1 |
安心の月額制 |
詳細 | 公式サイトをチェック | 公式サイトをチェック | 公式サイトをチェック |
大学生NGな痩身エステ一覧
大学生や専門学生、未成年者不可の痩身エステ一覧となります。
エステサロン名 | 詳細 |
---|---|
スリムビューティハウス | 全ての学生NG |
ラパルレ | 未成年者の大学生NG |
バイオエステBTB | 未成年者の大学生NG |
ジェイエステティック | 22歳以下の学生は保護者の同意が必要 |
たかの友梨ビューティークリニック | 22歳以下の学生は保護者の同意が必要 |
まとめ
健康的にキレイに部分痩せもできる学生に人気の痩身エステですが、大学生でも「未成年か? 成人か?」が大きなポイントになります。
20歳以上であれば保護者の同意が必要なく単独で契約ができますが、収入の無い大学生は高額な料金を支払うのは無理があります。20歳以上の大学生の方が契約する際には未成年者よりも慎重に検討しましょう。
口コミ一覧などを見ると、勧誘がかなりきつく断りきれずに契約してしまったという投稿が何件もありました。
押しに弱くはっきりと断るのが苦手な方は、ひとりで行かない、保護者の方に相談するなど、事前対策しておきましょう。
もし、本契約をすすめられても決してその場で即答しないことも大切です。
若いうちにマシンを使って強い施術を行うと体に異変を感じることもあり、10代でのマシンの使用はあまりおすすめできません。
痩身エステでは、自分ではあまり努力することなく痩せることができる、かなり効果的なダイエット方法のひとつです。
ただ料金と体のことを考えると、まずはヨガやスポーツジムなどに通ってみるのも良いかもしれません。
脱毛専門サロンや、小顔ケアなどの美容エステ体験も含め。若いうちからエステに親しむのは決して悪いことではありません。
割高ですが、毎回施術のたびに支払うタイプの都度払いのコースやサロンを選択する方法もあります。
他のダイエット法や運動と併用しつつ、たまに色々なサロンの体験コースを利用して、ダイエットのモチベーションを保つという手もオススメです。
エステサロンのメリット、デメリットをよく考え、金銭面や体調面で無理のない痩身エステを選ぶようにしましょう。